投資先の企業の事業内容を正しく把握する方法というのは何ですか。

企業の活動内容をもっとも正しく把握するには、数字に強くなることです。

1株当たりの利益、財務諸表などから活動の成果を検証できるようになるのがベストです。

初心者でもわかりやすいツールについてご紹介しておきます。

◆即時性の高いもの、実数・データ中心のもの。

企業活動の内容を知るには、会社案内、事業案内、会社四季報、その他ネットニュースなどがあります。

最近ではネット動画を使った配信があり、商品開発の担当者や社長が直にしゃべってくれる会社もあります。

事業内容とはいえ即時性がもっとも大事ですから、印刷物よりはネット系の動画をベースに考えるのが良いでしょう。

次に、株主向けの事業報告書、株主通信といったタイトルのツールがあります。

これはその企業の半期・通期の企業活動の実績が掲載されたもので、投資をしてくれた株主に対して、1年の活動の詳細と実績(売上高・経常利益)が示されたものです。

◆事業報告書はもっともリアルな検証ツール。

事業報告書には、その年度の財務状況が数字とともに細かく掲載されていますので、初心者でも、言葉ではなく実数の上で簡単に検証できます。

資本金の使い方、使ったことによる効果(売上高)、あるいは社会貢献活動、法令順守の取り組み、株主に対する考え方などがよくわかります。

会社をPRするためのツールは美辞麗句が並べられているものが多く、本質を見抜くことは困難ですが、事業報告書については信憑性が高いとえます。

ネットで、誰でもダウンロードできるようになっています。

◆株の初心者ということであれば、情報ツールは一般的なもので十分です。

むしろ散漫にならず、読込む力が大事です。

ネットの時代は1つの情報がいくつにも拡散し信憑性の薄いものもあります。

多くのツールを集めるよりも、信頼できる1つか2つのツールをもとに、じっくり読込んでいくことが大事です。

初心者のうちはとくに、押えドコロを的確に捉えるクセをつけましょう。